阪神淡路大震災から3年近く過ぎた頃、台所を全面改装しました。
震災後だけに食器棚の中段と上段、吊り戸棚の扉は閉めたらロックがかかって揺れても開かない仕組みになっていました。
でも取っ手を引っ張ればロックが解除されるので、ロックがかかっていると思わせないような使い心地で姑は時々ロックされていることを忘れます。
昨日もシンク上の戸棚から私が出したモノを姑が片づけました。
夕飯の支度をしようとシンクの前に立ったとき姑がちゃんと片づけたか気になったので戸棚に手を伸ばそうとしたら観音開きの扉の取っ手には、ほうれん草などを束ねてあるワイヤー入りのテープが巻き付けられていました。
さらら「こんなことせんでも開けへんようになってるって〜」
姑「あぁ・・・そやった、そやった」
姑は改装前の食器棚の上段の扉は全部紐で結んでいたのです。
そのせいか突然!
「結んどかんな危ない!」と思うようです。
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