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ニックネーム:さら
年齢:50代
都道府県:大阪府
同居して20年。結婚して30年という節目の年に88歳の天寿を全うして姑は、旅立って逝きました。

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バイオグラフィー
2012年11月21日(水)
着るものに固執
寒がりの姑は、入所間もなくからベージュのベストを下着の上(セーターの下
に着るようになりました。

それで あわてて冬用の下着のベストを持って行ったのですが、
気に入るとそればかり着続ける姑・・・。

介護士さんも そのベストに固執する姑に勝てなかったようですが、
さすがに2ヶ月近くもなると汚れてきます。
ついに強気の介護士さんの手によって着替えさせられました

以前、洗濯することになっていたセーターを 
「返して!」
と文句を言って取り返してまで着たことが、あるので またベストを
取られたと言うのでは・・・と心配していたら しばらくしてから

姑「ベージュのカーディガン持って行かれて無いねん」
と言いだしました。
さら「ベージュのベストは、持って帰ったけど
   ベージュのカーディガンは、持ってきてないよ」
姑「ベージュのカーディガンやった!」
さら「カーディガンは、それ(姑のお気に入りの)しか着てないやん」
姑「これは、よう着てる」
さら「他のカーディガンは、ないやん」
姑「せやけど持って行かはった!」
取り上げられた記憶だけが、残っています。

カーディガンも昨冬から着ているため毛羽だって見栄えが、悪いのに
手放しません。
別のカーディガンを持って行って洗濯すると言っても
「こんなん冬中着ててもええねんから洗濯せんでもええ」
と言うので いつ洗濯できるやら
2012-11-21 19:49 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年11月18日(日)
いつか尽きる
92歳で亡くなられた森光子さん。
食が、細って体重が、40sから35sに減っていたようです。

それを知って

「姑と同じやん」

と思いました。

姑は、30sから27sになっているので森光子さんよりひどいですが・・・

去年から若い頃の森光子さんのお味噌のコマーシャルが、流れていたので 
お元気になられたらまたCMぐらいには、出演されるかと思っていましたが
そのCMも最近のなって森光子さんを外されたので 
「もう復活は、無理なのかも・・・」
と思っていたところでした。

姑も元気だったので90歳は、軽く超えていくと思い込んでいました。

病気が、無いと長生きでいると思ってしまいます。
(90歳まで生きるって充分長生きですけどね

病気が、なくても その人に与えられた分しか生きられない・・・
いつか尽きる命だというこを改めて感じさせられた森光子さんの
訃報でした。
2012-11-18 09:57 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年11月16日(金)
トレードマーク
80歳になった時、8020(80歳になっても20本以上 自分の
歯を保とうという運動)を余裕で達成していた姑も去年からポロポロと
歯が、抜けるようになっていました。

入院中も2本ほど抜けてグラグラする歯が、増えていきました。
そしてついに先日 ちょっと出っ歯で隙間のある特徴的な上の前歯が、
3本まとめて抜けました。
(歯の強度を増すために3本を固定されていたからなんですが・・・)

それで総師長さんに
「こちらで治療もできますが、ご本人様が
『家の近くに ええ歯医者が、あるから そこに行く!』
と言い張られて・・・どうされますか?」
と聞かれました。

これまで部分入れ歯でさえ使ってないこともあって
「入れ歯を作っても使う気力が、ないと思うので このままで いいです」
と答えると

総師長さん「そうですね。歯が抜けても食べる量が、減っていることも
ないので無理に治療することも無いと思いますよ」

その後も前歯が、無くても困っている様子もありません。

でも すっかり おばあちゃん顔になってしまいました。

それにトレードマークが、なくなったような感じです 
   
2012-11-16 20:48 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年11月13日(火)
病院だと思っている
施設に行くと必ず
「遠いとこ来てもおて悪いなぁ〜」
という姑。

何度も同じ市内だと説明いるのですが、遠い所に連れて来られたという
感覚しか無いようです。

それに
姑「ココは、なんという病院?」
と聞いてきます。

6年ほど前、叔母(姑の義妹)が、ケアハウスに入居した時も姑は、
「遠いからよう行かん!」
と施設に行かなかったため いくら施設というものを説明しても理解できず
叔母は、入院したものとしか思っていませんでした。

なので姑は、施設というものが、わかりません。

それで
姑「先生(お医者さん)ちっとも診に来やはれへんで」
”おかしいなぁ〜”と思っているようです。

ただ
栄養管理士さんやリハビリの先生は、白衣なので病院と思っても
しかたないかも
2012-11-13 11:30 | 記事へ | コメント(0) |
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2012年11月11日(日)
帰りたい気持ち
姑の状態は、変わりなく・・・施設へ行くと

姑「明日、帰れるか?」
さら「しっかり食べて体重が、増えな帰られへんよ」

という会話も変わりなく
でもそれで
姑「しっかり食べなアカンなぁ・・・」
と言うだけで どうしても帰りたいと無理を言わないので助かっています。

姑を家に連れて帰ってあげられないのは、心苦しいですが
20年前に亡くなった舅は、認知症で自宅に居るということが、わからなくなって

舅「いつまでも おじゃましてたら迷惑やから帰ろう」
家族「お父さんの家やから帰らんでもええねんよ」
舅「ここは、ワシの家と違う!帰らなアカン」
家族「ここに居てていいねん!ここに居て!」
毎日毎日 引き留めるのに苦労しました。

「さあ帰ろか」
と言ってあげられたら どれほど楽だろうと思ったことを思い出して
舅の時と状況が、違うだけで同じことになっていると気づきました。
2012-11-11 09:45 | 記事へ | コメント(0) |
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