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ニックネーム:さら
年齢:50代
都道府県:大阪府
同居して20年。結婚して30年という節目の年に88歳の天寿を全うして姑は、旅立って逝きました。

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バイオグラフィー
2013年03月29日(金)
分身?
最近面会に行くと
姑「おかあちゃんは、元気か?」
と聞いてきます。

私の実家の母のことを言っているのかと思って
さら「元気やよ」
と答えたものの帰りの車で
夫「”おかあちゃん”って どこの”おかあちゃん”のことを言うてんのやろな?」
疑問を確かめるべく

次に行ったときまた
姑「おかあちゃんは、どうしてる?」
と聞いてきたので
夫「どこの”おかあちゃん”のことや?」
姑「”うち”おかあちゃんや」
夫「うちのおかあちゃんは、ココにおるやん」
と姑を指さすと
姑「そうか」
と笑ってました。

どうも自分の分身が、いるらしい

20数年前、当時は、まだ認知症と言わず”ボケ”と言われていた時代
舅が、ボケ出したとき言ったのは、
「2階の おかあちゃん」と「台所の おかあちゃん」
「乗用車で帰ってくる○○君(夫)」と「軽四で帰ってくる○○君」
「ウチの さらちゃん」と「マンションの さらちゃん」
(その当時 夫と私は、すぐ近くのマンションに住んでいたので)
と家族全員が、二人いることになっていました。

でも姑は、自分自身が、二人になっています。
認知症の出方は、ホントに様々です。
2013-03-29 20:00 | 記事へ | コメント(2) |
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2013年03月24日(日)
昨日のことなのに
姑が、食べられるようになって安心した翌日 姑と長いおつきあいを
してくださっている おばあちゃまが、施設に行ってくださいました。

施設から面会に来てくださった方を 知らせてもらうことは、ないのですが、
そのおばあちゃまは、手土産を持ってこられていたため職員さんが、
その取扱いに困って電話してこられたのでした。

旧知の仲なので受け取ってもらうようにお願いしました。

それで姑の様子を知りたくて お礼かたがた そのおばあちゃまに
電話してみると・・・。

姑の変わりように驚かれ姑だとは、思えなくて戸惑われていたら
姑の方から「○○さん」と声をかけたそうです。

古いおつきあいの方の記憶は、あるのが確認できました。

ところが
おばあちゃま「だれも来てくれへんって言うたはったよ」

う〜〜ん やはり私たちが、行っていることも覚えていませんでした。
でも姑が、すぐに忘れるという話を 以前からそのおばあちゃまにしていた
こともあって
おばあちゃま「○ちゃん(義妹)や さらちゃんや○君(夫)が、来てくれてるやないの」と言ってくださったそうです。
すると「そうかなぁ〜」と答えたそうな・・・・。

で、その翌日施設に行くと
夫「昨日○○さん来てくれはったやろ」
姑「来たはれへんよ」
夫「オカンと話したって言うたはったで」
姑「私と話できたん。そら良かったわ」
なんか他人事・・・

帰り際
姑「ここは、阿倍野の近鉄百貨店か?」(なぜそうなる?)
夫「○○(住んでる市)や」
姑「○○なんか行ったことないわ」
夫、私「なんでやねん!」
思いっきり突っ込んで帰りました
2013-03-24 22:09 | 記事へ | コメント(0) |
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2013年03月23日(土)
衰えない部分
ハラハラしながら一週間を過ごしましたが、昨日施設に行くと
下痢が、止まって食べられるようになったため元気さを取り戻していました。

でも起きあがる力が、ないのでずっとベットに寝たままです。

しばらくは、大丈夫だと思うのですが、こんなことを繰り返しながら
その日を迎えるのだと思いました。

そんな状態なのに
姑「家に帰ったらなんでもするから連れて帰って」
と言います・・・無理!
動けないという自覚が、ないのも認知症のせいだと思いますが、
それでも
「なんでもする」
と言う気持ちは、いつも人の役に立ちたいと思っていた姑の生き方の
根本が、衰えていないのを感じました。
2013-03-23 21:05 | 記事へ | コメント(2) |
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2013年03月21日(木)
備えあれば・・・
先週の金曜日 施設に行くと総師長さんから
「下痢が、続いて体重も26.5sまで減ってしまったので内科的検査を
希望されるのなら入院させるのは、今ですよ」
と言われました。

でも昨年 入院して検査しても悪いところが、見つからなかったのですから
そのことを伝えると
「ここまで体重が、減ると突然呼吸が、止まる可能性もあるので覚悟してください」
と いうことで看取りの承諾書にサインしてきました。

切羽詰まってきた感じが、あるので夫に
さら「急に決められへんと思うから葬儀場で事前見積もりしたいねんけど」
おそるおそる言ってみると
夫「ええで。オカンも前もって準備する方やったから文句ないやろ」
と言ってくれたので二人で葬儀会場へ相談に行ってきました。

家族葬と言っても結構費用が、かかるものです
でもおおよそのことを決められましたから気が楽になりました。

少しでも先になることを願っていますが、避けて通れないものです。
備えるにこしたことはないと思いついたことから準備をしていますが、
毎日のように目頭をウルウルさせています。
2013-03-21 21:59 | 記事へ | コメント(0) |
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2013年03月12日(火)
不調のようです。
いつ行っても寝ていた姑が、年明け頃からお昼過ぎだと昼食後も
そのままデイルームに居たりして元気にしていたのですが、このところ
寝たままでアメを 欲しがる事も無いので夫からアメを食べに詰め所に
行こうと誘っても車いすまで移動している間に
姑「何しに行くの?」
と忘れるほどになってしまいました。

義妹が、来てくれているのも全く覚えていないので
さら「こないだ○子さん(義妹)きてくれたやろ」
姑「来てへんで」
さら「洗濯物取りに来てくれてるやん」
姑「ホンマか?ウソばっかり!」
完全否定です

そして先日 行くと・・・
看護師さん「このところ 全くといっていいほど食べられてないです。
      それなのに下痢で・・・。
      それと幻覚が、見えるようで
      『虫が、いている!』
      と言われるんです」

それを聞いてから部屋にいくと私たちが、来たのを喜んでくれましたが、
起きる元気もなく寝てましたが、
姑「天井に虫いてる!虫の大群や〜」

看護師さんの言われたことは、本当でした。
思わず
さら「何もいてへんから大丈夫やよ」
と言ったのを聞いていた介護士さんは、
「後で殺虫剤持ってくるわな〜」
と答えられました。

そして
介護士さん「否定しても虫が、いていると思っているから納得されませんよ
      芳香剤でごまかしますから次から
      「殺虫剤持ってきてもらうように言うわ」
      のようなことを言ってください」
と助言してくださいました。

季節の変わり目の不調であって欲しいです。
2013-03-12 11:16 | 記事へ | コメント(4) |
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