最近面会に行くと
姑「おかあちゃんは、元気か?」
と聞いてきます。
私の実家の母のことを言っているのかと思って
さら「元気やよ」
と答えたものの帰りの車で
夫「”おかあちゃん”って どこの”おかあちゃん”のことを言うてんのやろな?」
疑問を確かめるべく
次に行ったときまた
姑「おかあちゃんは、どうしてる?」
と聞いてきたので
夫「どこの”おかあちゃん”のことや?」
姑「”うち”おかあちゃんや」
夫「うちのおかあちゃんは、ココにおるやん」
と姑を指さすと
姑「そうか」
と笑ってました。
どうも自分の分身が、いるらしい
20数年前、当時は、まだ認知症と言わず”ボケ”と言われていた時代
舅が、ボケ出したとき言ったのは、
「2階の おかあちゃん」と「台所の おかあちゃん」
「乗用車で帰ってくる○○君(夫)」と「軽四で帰ってくる○○君」
「ウチの さらちゃん」と「マンションの さらちゃん」
(その当時 夫と私は、すぐ近くのマンションに住んでいたので)
と家族全員が、二人いることになっていました。
でも姑は、自分自身が、二人になっています。
認知症の出方は、ホントに様々です。
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