姑は困った人を見ると放っておけません。
助けるのはいいのですが姑の場合、助言で済まず”解決”してしまいます。
たとえば引っ越して来られたばかりの奥さんが
「水道の栓が閉まりにくくて〜」と何気なく言われたことだったとしても
「そら大変や!あんたこのへんのことまだよう知らんやろ私が業者に電話したげるわ、そんでいつ来てもろたらええ?ふんふん明日な、よっしゃまかしとき!」
とたいてい、こういう調子です。
解決する”すべ”この場合だと業者さんの電話番号を教えてあげるだけで充分なのにと、常々思っていたところ、昨年、夫がこう言いました。
「小学校の時、計算は得意やのに考えんなあかん文章問題が苦手やってん。
今でも考えたら考えるほど頭の中がバラバラになることあるしなぁ。
何で考えんの嫌いやねんやろうって思てたら気ぃ付いてん。
宿題で文章問題してたらあんまり答え書けへんから、オカンが
『それ”8”や』とか『”13”や』って答え言うねんでぇ〜。
そら考えへん子になるわなぁ〜」
思わず
「お母さんって昔からそうやってんね〜!」
と言ってしまいました。
優しすぎるのも”害”になるということでしょうか(^^;)
50歳を過ぎて気付いた夫でした。
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