70歳以上の女性は、ほぼ100%が膝痛に、なると言われているように姑も5、6年前、突然痛みを感じて正座が出来なくなりました。
今、膝に痛みは、ないようですが、正座は、できないままです。
そんな状態に、
「正座でけへんかったら挨拶する時どないしてすんの、こんなんで、どこにも行かれへん」
まじめゆえ、気持ちは後ろ向きになります。
いくら
「おかあさんぐらいの年の人で正座のできる人なんかいてないよ」
「書道に来てる足の痛い人は、みんな足、投げ出して座ったはるよ」
と言っても
「そんなカッコの悪いことでけへん!」
と、こだわって自分の世界を死守
「あ〜〜ぁ、なんでこんなことになってしもうてんやろ・・・」
と自分だけだと思って嘆きます。
ところが、月2回の”ちぎり絵”で、足を引きずって歩いている方、杖を使っている方の多いことに気づいて
「足痛い人、いっぱいいたはるんやな〜。それでも来たはるんや〜」
と、ちょっと世間の状況を知りました。
そして最近、膝に加えて股関節も痛くなって杖が無いと歩けないほどになり、たまりかねて、ご近所の整骨院へ行った姑。
帰ってくるなり
「町会の顔見知りの人、いっぱい来たはった、こんなやったら、もっと早いこと行っといたらよかった」
やっぱり
百聞は一見にしかず
です。
お年寄り全員が、足を投げ出して座っているところを見せるには、どこへ行けばいいでしょうねぇ・・・(^^;)
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