舅は気むずかしい人(この時代の人はほとんどそうでしょうけど)でしたが姑同様に私をかわいがってくれました。
仕事のことも含め舅と出かけた回数は10年足らずにもかかわらず実家の父より多かったような気がします。
頭が良かった舅はヘットハンティングで何度かの転職をしています。
しかも昭和40年代に関東へ単身赴任までしているのです(単身赴任の走り・・・ですね)
定年後、雇われ重役をしながら、なんと60歳で事業を起こすことを思いつき翌年、夫と二人で今の工場を始めたのです。
最初の2年は苦労したようですが、舅のアイデアが採用されて業績を伸ばし5年後には念願の”有限会社”になりました。
ちょうどバブルに向かっていた時代でしたから成長するのを見守り13年前の今日73歳で亡くなりました。
亡くなって間もなくバブルがはじけ工場は縮小を繰り返しながら何とか存続しているような状態です。
でも舅のバイタリティーのお陰で夫も
「何歳からでも新しいことができるんだ!」
と思っているようですが舅と違って”と〜〜ってもマイペース”
舅が見たら
「さっさと何とかせい〜〜〜!」
と爆発していますよ、きっと・・・(^^)
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