姑が、デイに行き始めた頃、ご近所さんに
「おばあちゃん見かけへんけど元気?」
と よく聞かれました。
その時にデイに行っていることを知ってもらえたので入院していても
誰にも気づかれないまま介護施設に入所することが、できました。
施設に入所することが、確実になった時、
夫「施設に入ったら近所の人に聞かれたら言う」
と決めてくれたので私も そうすることにしました。
入所前日が、書道の日だったので教室に行くと姑と古いお付き合いを
してくださっている おばあちゃまが、いつものように
「おかあさんは、どうしたはりますか?」
と聞いてくださいました。
それで施設に入所することになったことを説明すると
「しかたないわねぇ〜。あなたの体のこともあるしね」
そして書道教室からの帰り、今度は、姑と一緒に日本画を習っていた方にも
駅前で会いました。
また姑のことを聞かれ 同じように答えると
「あなたの体も大事だし そうなってしまいますよね」
お二人とも私の体を気遣ってくださるとともに姑を施設に入れることを
理解してくださったので施設が、特別なことではない時代になったの事を
感じました。
ただ親戚からは、
「かわいそうに」
とか
「家に連れてかえってこれないのか」
とは、いわれました。
身近な人の方が、厳しいです
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