とある土曜日朝、駅前のスーパーの広告にあったひよこ饅頭を、見て、食べたくなった姑。
姑「さららちゃん、今日、買いもんに行く?」
さらら「今日は、材料がそろってるから行けへんよ」
姑「行くんやったら、ひよこ饅頭買うてきてもらおと思てんけど、今度行ったら買うてきてな」
さらら「ええよ〜」
しかし、待てない姑。
もうすぐお昼ご飯という時になって
姑「ひよこ饅頭買いに駅前のスーパーまで行ってくるわ〜」
さらら「余計なもん買うてきたらアカンよ〜」
姑「うん!ひよこ饅頭だけ買うてくるから」
と出かけました。
夫と二人でお昼ご飯を食べているとスーパーの袋いっぱいの買い物をして帰ってきました。
姑「自分の食べたいもんばっかり買うてきた〜」
と買ってきたものをニコニコしながらテーブルに広げている姑に向かって
夫「おかん!ひよこ饅頭は?」
姑「あ・・・・忘れた・・・」
夫「ひよこ饅頭買いに行ったん違うんか?」
姑「ひよこ饅頭見かけへんかってもん〜」
いつもは、駅前のスーパーは、遠いからと近所の小規模のスーパーしか行かないので、勝手が違うのと、品揃えの良さに目移りしてひよこ饅頭のことをすっかり忘れてしまったようです。
しばらく
姑「ひよこ饅頭買うために駅前まで行ったのに〜アホや!」
と嘆いていました。
二日後、私が買い物に行くと3箱、ひよこ饅頭が残っていたので1箱買って帰りました。
もちろん!
「これ食べたかってん〜〜」
と、大喜びでした
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