実家は、商売をしていて、しかもそれだけでは生活できないからと5歳違いの弟が生まれて間もなく
下宿屋を始めました。
とうぜん朝から晩まで両親は忙しく
自分のことは自分でする!
と言われながら育ちました。
しかし専業主婦だった姑は、子供の面倒を見るのは
親の義務!
と夫や義妹を育てました。
その気持ちは変わらず・・・
姑「にいちゃんの作業着、アイロンあてるのん?」
さらら「そうよ〜」
姑「ごめんな〜アイロンようあてんで」
さらら「そんなアイロンまであててもらおうと思ってないから気にせんでもええよ〜」
また伏見稲荷へお参りに行くと言えば
姑「何、用意したらええのん?」
さらら「お墓参りと違うから、お母さんに用意してもらうもんは何もないよ」
姑「あ、そうなんや。思い出されへんはずや」
80歳を過ぎても
何かしてあげよう
という気持があるのに感心します。
夫も「オカンは、それで生きてんねん」
と言うくらいです。
もし!
もう何もせんでもええよ
と言ったら生き甲斐を失ってしまうでしょうね
|