姑は、夫である舅に
恥をかかせてはいけない
と、あらゆる事に気配りしてきたため、些細なことでも、よく気が付き、おまけに世話好きなこともあって、人様に喜ばれることが喜びで、本当によく動いてきました。
でも80歳を過ぎて、気は付くものの思うように動けなかったり、気がついたことを一つしているうちに次ぎにしようとしていた事を忘れてしまったりと、後から
「あれも、これもしてあげたかったのにでけへかった〜」
と思い出しては、気にするのです。
さらら「もう80(歳)過ぎてんねんから人のお世話が、でけへんかっても仕方ないやん。自分のことが、ちゃんとできるだけでも良しとせなあかんよ。人様のことに気がつけへんかっても「ごめんやで〜」って言えるくらい”ど〜〜〜ん!”と構えてんな思い詰めたらしんどいだけやよ」
姑「そうやなぁ〜そう考えなアカンやんなぁ〜」
そうは言うものの簡単に考え方を変えられそうにも無く・・・。
老いても人の為になりたいと思うのは良いことなんですけど、できないことができないと割り切れずに自分の落ち度と背負い込んでしまうので精神面が心配になります。
|