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ニックネーム:さら
年齢:50代
都道府県:大阪府
同居して20年。結婚して30年という節目の年に88歳の天寿を全うして姑は、旅立って逝きました。

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バイオグラフィー
2013年01月27日(日)
名前
寒くなり始めた頃 姑が、使っていた暖房器具を出すと
電気ストーブとファンヒーターの裏に 夫の名前が、書かれてありました。
しかもストーブの方には、大きな文字で

姑は、これまでも持ち出しそうなものとか 屋外で使うものの多くには、
苗字ぐらいは、書いていました。

電化製品など買えば、必ず購入年月を書いていました。

私の実家では、両親の記憶力が、良かったせいか 
「これは、いつ買った」
と覚えているため購入月日など書いたことが、なかったので結婚したとき
室内の いたるものに年月が、書かれているのを見てびっくりしました

でも名前まで書いてあるのは、見たことが、ありません。

達筆とは、いえないにしても しっかりした文字を書く人だったのに
暖房器具に書かれていたのは、ふにゃふにゃの文字。
先シーズンに書いたようです。

マジッククロスや、水垢とりのスポンジなどを使って名前を目立たせなくしました。

年末になってお正月 義妹夫婦が、来たらいつものように姑の居間で
くつろいでもらおうと慌ててコタツを出したのでその時は、全く
気づかなかったのですが、先日コタツ布団の上掛けのラベルにまで
ふにゃふにゃの文字で夫の名前が、書かれているのを発見!

名前を書くことで”ウチ”のモノだということを示す安心感でも
あったのでしょうか?

施設では、持ち物全てに名前を書くことになっているので
姑には、安心感とか 心地よさが、あるのでは、ないかと・・・
2013-01-27 10:00 | 記事へ | コメント(0) |
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