父に色紙を見せた後、介護してくださっている方に
「喋れないけど聞こえているようですから話しかけてあげてくださいね」
と言われました。
私の言うことに反論するか 話の腰を折ることしかしない父と
何気ない会話が、できなかったのに話かけてと 言われても・・・
こういうのが、一番苦手なんですが、黙って座っているのも
落ち着かないし 先週来た時、ショックを受けるような気がして
姑のことを話せませんでしたが、報告がてら話すと
”まばたき”しました。
聞こえているのは、間違いなさそうです。
反応が、ないこともないし 反論もしないので
「話せる」
と思った私
こんなに弱らないと何気ない話しが、できないのは、どうかと思いますけどね。
しばらく話しかけて最後に
「また喋れるくらい元気になってなぁ〜」
と言いながら姑にしていたように握手すると弱い力でしたが、
握って離そうとしません。
握り返してくれたことで
「私のことを憎んでない」
と感じることが、できてまた涙・・・。
喋れたところで気分を害するようなことしか言わないので
かえって腹立たしい思いをするだけだったと思います。
言葉が、邪魔をすることが、あるんですね。
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