父が、認知障害のせいで
母を疑い暴力をふるったことから
母も父の不満を言い続けました。
なかでもFAXもポケベルも無い時代のこと
電話の注文が、たよりの父の仕事は、
どうしても母の電話当番が、必要で
家に縛られることになったため
”自由が、無かった”
というのが、一番の不満だったんです。
ところが、
”お金持ちさん”と結婚された
いわゆる
”玉の輿”で ずっとうらやましく
思っていた同級生さんが、先月、
子供達から見放されまま一人寂しく
最後を迎えられたと聞いて
母が「自由が、無かった他は、
特に悪いこと無かったし
今は、おとうちゃんに感謝してる。
それに子供らが、そばにいてくれるから
なかなかええ人生やと思てるよ」
という気持ちになって迎えた
父の一周忌でした。
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