自由が、なくても
2014年11月08日(土)
父が、認知障害のせいで
母を疑い暴力をふるったことから
母も父の不満を言い続けました。

なかでもFAXもポケベルも無い時代のこと
電話の注文が、たよりの父の仕事は、
どうしても母の電話当番が、必要で
家に縛られることになったため
”自由が、無かった”
というのが、一番の不満だったんです。

ところが、
”お金持ちさん”と結婚された
いわゆる
”玉の輿”で ずっとうらやましく
思っていた同級生さんが、先月、
子供達から見放されまま一人寂しく
最後を迎えられたと聞いて

母が「自由が、無かった他は、
   特に悪いこと無かったし
   今は、おとうちゃんに感謝してる。
   それに子供らが、そばにいてくれるから
   なかなかええ人生やと思てるよ」
という気持ちになって迎えた
父の一周忌でした。

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2014-11-08 | 記事へ | コメント(2) |
| ご供養 |
なんでも 手の中に在る時は 気がつかなくって
無くしてしまってから 気がつく物なのでしょうか。
そして、逝ってしまった人々の 気に入らなかった事って
全部一緒に持って行ってくれるのでしょうか。
思い出す事は いい事ばかりになります。
舅姑に・・・・・いっぱい困らされました。
私が気がつかなくって 周りから
『三日と持たないだろうから〜〜あんたが壊れると思てた』って よく言われました。
けど、今思い出す事は いい事ばかり。
ジィジと私、ヤイノ カイノ いっぱい言ってますが・・・・・・
どちらが その結果を知るのでしょう。そんな事を考える年になりました。
メーメーさん
”もっと”と欲張るから自分の幸せに
気づかないのでしょうね。

なるほど
”一緒に持っていってくれる”
そういうものかもしれません。

必ずどちらかが、残される・・・
できれば どちらもボケて存在すら
わからなくなってしまいたいものです。
まわりは、迷惑千万でしょうけど
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ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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