アンケートに答える
2013年05月31日(金)
姑の家族葬をした葬儀会社からアンケート用紙が、届きました。

よく家電の配達員さんや工事の作業員さん自身が、
「アンケートに答えてください」
と用紙を置いて行かれますが、その人達が、アンケートを意識して
作業されていると思うと答える必要もないと思って無視してきました。

ところが、葬儀会社のアンケートの郵送先が、
”社長さん”
だったのと スタッフさんの対応、会場の雰囲気、など申し分なかったのに
私だから気になる点が、あって ちょっと残念に思ったので
アンケートに答えました。

その気になった点は、
「文字」

お寺さまに お渡しする お布施などの”のし袋”を
親切に用意してくださったのですが、その表書きの文字が、ね・・・
苦手な人なら気にならないかもしれませんが、ひどかったんです。

用意してくださったのに失礼だと思いましたが、それをお寺さまに
渡すことは、できませんでしたから書き直したので
その事を社長さんに知って欲しいと思って書きました。

それが、間もなく葬儀の担当者さんからアンケートのお礼の電話が
あってビックリ!

ちゃんと社長さんから各会館に報告されるんですね
「改善するようにします」
だって

きれいな文字の のし袋も大事なサービスだと思いますよ
2013-05-31 | 記事へ | コメント(0) |
| よもやま話 |
大量に処分したけれど
2013年05月30日(木)
姑が、デイサービスに行くようになった去年の春と
施設に入所した後の去年の秋、そして今年暖かくなった3月頃に
姑が、「また使うかも」とか「あったら役に立つかも」と
捨てずに溜め込んだ大量の不要品を全て!処分しました。

で、残っているものは、タンスとドレッサーに衣類と寝具ぐらいでしょうか。
でも すぐに処分する気になれず四十九日が、済んだら片づけようと
思っています。

寝具は、処分しますし 少し上等な衣類は、叔母(姑の妹)に貰って
もらうつもりですが、目につくタンスとかドレッサーは、無くなると
とても寂しくなりそうで処分できそうにないです。
2013-05-30 | 記事へ | コメント(0) |
| 後始末 |
まだこれから
2013年05月29日(水)
昨年7月下旬 姑が入院した時から始まった夫と二人の暮らし。

でも その時よりも9月の始めに施設に入所した時に夫が、
「オカンが、いてないと寂しい」
と言いました。

9ヶ月余りを 二人で過ごしてきての姑の旅立ち。

多くの人に
「ご主人は、悲しんでおられるでしょう」
と気遣っていただきましたが、仕事や趣味、同窓会と忙しさも
あってか 悲しんでいる様子もなく 今のところ
「施設に入った時から いつ亡くなるか分かれへんと思てたから」
と平気なんです。

私の方が、お別れの準備をしながら泣き、
遺影を見ては、泣き
お参りに来てくださった方と姑の話をしては泣きしてきました。

ただ二人の生活に馴染んでしまったせいか生活の中で寂しく感じることは、
ありません。

でも先日 クリニックで姑のことを話すと
「亡くなってから1年間ぐらいは、気づかないでストレスになっていることが、
ありますから気を付けなさいよ」
と言われました。

二人とも何かの弾みで 思いっきり悲しみにおそわれるのかもしれないと
思っています。
2013-05-29 | 記事へ | コメント(2) |
| 思い |
私たちの判断
2013年05月28日(火)
以前 旧ブログにも書いたことですが、私たちは、延命治療(胃ろう)を
しないと決めました。

ですから姑は、充分な栄養が、摂れなくて衰えていきました。

少しでも生き延びる可能性が、あるのなら延命治療(胃ろう)も
すればいいと考えている方には、
「衰えていくのを見ているだけなのは、冷酷だ」
と思われるかもしれません。

でも夫と話し合って私たちは、
”自然に任せる”
方を選んだのです。

姑自身も元気な時に 
「延命はしなくていい」
と言ってましたから迷いは、ありませんでした。

どんなに医学が、発達しても永遠の命は、得られません。
遅かれ早かれ命は、尽きます。

私たちは、衰えていく姿を見しっかり見届けることにしたのです。

姑は、衰えていきながら最後まで きちんと生きました。
そして苦しむことなく実にみごとに人生の幕を下ろしました。

私たちも2時間前に会っていたので悔いは無く
自然に任せて本当に良かったと 満足しています。
2013-05-28 | 記事へ | コメント(2) |
| 生き方 |
理想的な見送り
2013年05月27日(月)
21年前の舅の時は、自宅で通夜、葬儀をしました。

小さな会社の役員のまま旅立ちましたから参列者も多く
悲しんでいられないほど忙しい通夜、葬儀でした。

それで姑の時は、ゆっくりお別れしたいと思っていましたから
家族葬が、遠慮無くできる時代になって理想的な見送りができました。

でも葬儀屋さんに事前見積もりに行った時
「家族葬は、その時は、良くても
『後から 大勢お参りに来られて かえって大変だった』
という話もよく聞きます。
その点は、大丈夫ですか」
と聞かれました。

その土地に長く住まれている方は、いろんなしがらみが、あるため
家族葬には、向かないと思いますが、ウチは、新興住宅街なので
お付き合いは、つかず離れず あっさりしたものです。
それで迷うことなく家族葬にしました。

町会に回覧が、回った後
「これから ドンドンお参りに来やはるよ」
と心配してくださった方もいますが、日に一組 来られる程度でした。

でも
「本当にお別れしたい」
という気持ちの方だけお参りしてくださった感じが、するので
ウチは、家族葬で本当に良かったです。
2013-05-27 | 記事へ | コメント(0) |
| ご供養 |
内緒だったから
2013年05月26日(日)
家族葬にするつもりでも誰かの耳に入れば たちまち広がって
大勢の人が、参列・・・

と ならないように慎重に行動したつもりでしたが、それでも
ハラハラしました。

しかし知られることなく 町会に訃報の回覧を回してもらうまで
お参りに来られる方は、いませんでした。

その後も こちらから直接 お知らせしたのは、姑が、ココに居を
構えた時から長年 お付き合いのあった方だけです。

そんな風に内緒にしていたにも 関わらず皆さん

「何も知りませんで申し訳ありません」
と言ってお参りにきてくださいました。

で!
「いえいえ!お知らせしなかったこちらが、悪いんです。
 気になさらないでください」
とお詫びしました。

内緒にしていたのですから
「なんで知らせてくれへんの!」
と文句を言われても仕方のないことなのに
心優しい方ばかりです。
2013-05-26 | 記事へ | コメント(0) |
| ご供養 |
それぞれの気持ち
2013年05月25日(土)
姑が、旅立って感じる皆さんの気持ち。

家族葬にしたので親戚以外には、一切 お知らせしませんでした。

ウチの町会は、決まった文面で訃報の回覧が、まわるのですが、
後日 町会長さんに私が、考えた文面の訃報の回覧を お願い
しました。 

そこには、これまで姑と お付き合いしてくださった皆さんへの
感謝とお礼 そして
「お香典や お供え等は、ご辞退しています」
ということを書きました。

その回覧が、回って 何も持たず慌ててお参りにきてくださる人。

お参りは、迷惑だからと 会ったときご挨拶くださる方。

お断りしても お香典を置いていかれる方。

お香典が、ダメならと お花を お供えしてくださる人。

お話をしていると皆さんが、姑の事を思って お参りしてくださって
いるということが、伝わってきて とても ありがたく思いました。

お香典 お供えを受け取らないと意思表示したから
”そこは、絶対に譲りません”
というのでは、なく 皆さん それぞれのお気持ちを 尊重させて
いただきました。
2013-05-25 | 記事へ | コメント(0) |
| ご供養 |
お供え
2013年05月24日(金)
姑が、旅立って知る世間の事情。

お通夜、葬儀に頂いた”お供え”
中を確認せずにいたら
夫「いつまでも置いといたら線香臭なって食べられへんようになるで」
と言うので開けてみたら

「お線香」
でした

”お供え”で真っ先に思いつくのは、
和菓子
ですから そう思っても仕方ないかも・・・でも
食いしん坊ですよね〜

舅の時も お線香をお供えしてもらっていたようで
そういえば・・・
「貰ろた 線香全部使うてしもたから買わなアカンわ〜」
と姑が、言ったことを 思い出しました。

こういう時の お供えには、お線香が、最適なんですね。

勉強になりました。
2013-05-24 | 記事へ | コメント(0) |
| ご供養 |
日々修行
2013年05月23日(木)
姑が、旅立って知る仏様の世界・・・続きます

お葬式の時に亡くなった時の年齢を「享年○○」という言い方をされますが、
仏教では「行年」という表現をするんですよね。

過去帳にも そう書かれていたのに関心が、無かったので今まで全く
気づきませんでした

でも「行年」という表現の仕方に

「ああそうか!生きるということは、日々修行!なんだ」

と納得した私

そう考えると
「人生は、しんどいもん」
「楽に生きられないもん」
ということのようで

悩み多い人生をどう生きるか、なんですね。
2013-05-23 | 記事へ | コメント(0) |
| 生き方 |
心を込める
2013年05月22日(水)
姑が、旅立ったことで知る仏様の世界。

ウチは、曹洞宗なので満中陰までの49日かけて お釈迦様の お弟子に
なるということらしいです。

その満中陰(四十九日)まで毎週 お寺さんが、来られるのですが、
毎回 お経を頂いた後の何気ない会話から為になるお話につながって
いくので興味深いものが、あります。

今回は、”お供え”の お話でした。

仏様に必要なものは、水、光、香りの三つだそうです。

線香、食べ物、花が、香りになります。
食べ物では、肉類などの動物系が、ダメだとか、花は、色花が、ダメ
だとか言われますよね。
でも大切なのは形では、なく”気持ち”だそうです。

いくら 良いとされているものを お供えしても そこに”心”が
込められていなかったら仏様には、喜ばれないようです。

仏様は、食べ物が、欲しいのでも 花を見たいのでも お水を飲みたいのでもなく
仏様に”差し上げたい”という気持ちなんですよね。

見えない ”心”を 見られています。

見えないから おろそかにしがちですが・・・
2013-05-22 | 記事へ | コメント(0) |
| ご供養 |
息抜き
2013年05月20日(月)
先月から決まっていた私が、幹事の高校の女子会。

姑が、亡くなったことは、誰にも言わず予定通りに開催しました。


前回の同窓会からでも十数年過ぎているしその間グループとしても
一度も会ってないので本当に久しぶり。

今回の参加者は、8人中6人。

十数年ぶりでも同じように年齢を重ねているせいか第一声は、
「変われへんねぇ〜」
それなりに おばちゃんになっているんですけどね

そして気持ちは、一気に高校生。

個室を予約したので遠慮も気兼ねもなく喋る、しゃべる

ホントに〜楽しかったです。

姑が、亡くなって2週間しか過ぎてないので みんなに気遣ってもらい
ましたが、そんな時期だから 息抜きさせてもらうことが、できて
いい時間でした。

今度は、秋。

また思いっきり お喋りしようねぇ〜
2013-05-20 | 記事へ | コメント(0) |
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はじめに
2013年05月16日(木)
これまで長く続けてきた
”姑は、大ぼけ小ぼけで おとぼけさん”
は、姑が、居て成り立っていたブログでしたから 
そのまま続ける気になれず区切りを つけました。

それで新しいブログのタイトルをHNの”さら”から
”さらさらと”
に しようと思いついた時、同じタイトルの
ブログが、あるか検索してみたら”仏心”という項目のある 
HPを 見つけました。

そこには・・・

岩もあり 木の根もあれど さらさらと
ただ さらさらと水の流れる(甲斐和里子作)

小さな岩もあれば、また大きな岩もあります。
また川につき出た木もあれば、流木となって、
川によこたわっている木もあります。
でも水はそれにとらわれることなく、ただ、
さらさらと流れていきます。

川の流れのように生きるとは、ありのままに
生きることであり、少しのことをいちいち苦に
しないことであります。

とらわれない心、こだわらない心、かたよらない心が
大切であります。
(ある法話から抜粋)

姑のような生き方だと思いましたし
私も こうでありたいものです。

そんなブログになる・・・と期待しないでください
それに姑のような おもしろネタもありません

でも!
よろしくお願いします。
2013-05-16 | 記事へ | コメント(0) |
| よもやま話 |
 

ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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