握手で感じる
2013年06月10日(月)
父に色紙を見せた後、介護してくださっている方に
「喋れないけど聞こえているようですから話しかけてあげてくださいね」
と言われました。

私の言うことに反論するか 話の腰を折ることしかしない父と
何気ない会話が、できなかったのに話かけてと 言われても・・・

こういうのが、一番苦手なんですが、黙って座っているのも 
落ち着かないし 先週来た時、ショックを受けるような気がして
姑のことを話せませんでしたが、報告がてら話すと 
”まばたき”しました。

聞こえているのは、間違いなさそうです。

反応が、ないこともないし 反論もしないので
「話せる」
と思った私
こんなに弱らないと何気ない話しが、できないのは、どうかと思いますけどね。

しばらく話しかけて最後に 
「また喋れるくらい元気になってなぁ〜」
と言いながら姑にしていたように握手すると弱い力でしたが、
握って離そうとしません。

握り返してくれたことで
「私のことを憎んでない」
と感じることが、できてまた涙・・・。

喋れたところで気分を害するようなことしか言わないので 
かえって腹立たしい思いをするだけだったと思います。
言葉が、邪魔をすることが、あるんですね。

    ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 家族ブログ 熟年夫婦へ にほんブログ村 家族ブログ 舅・姑・小姑へ にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へ
2013-06-10 | 記事へ | コメント(2) |
| |
遠い昔を思い出しました。実父の事です。
私と会話は出来たのですが・・・・
『ここに、もうひとり 娘がおってなぁ〜〜
 嫁に行ったんやけどなぁ〜〜〜』
って、その嫁にいった私の事を 私に向かって 話しだして。。。
もう、私が誰だとは 言えませんでした。言っても、解らなかったでしょうし。


今度話が出来る時は きっと 気分を害する事なんて言わないと思いますよ。。。
メーメーさん
少しでも気づいて欲しいと思われたことでしょうね。

説明してもどうにもならないというのも
辛い事だったと思います。

ホントに今度、話が、出来るときは、毒気の抜けた
父であって欲しいものです。
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

 

ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

»くわしく見る

バイオグラフィー