伝えるべきなのは、両親であって ココに書いたところで どうすることも
できないことも よくわかっているんです。
でも 人の意見を聞くと見下されると思い込んでいる父と
自分の価値観に鎧を着た母には、何も伝わらなかったのです。
父のために 母のためにと言えば言うほど父は、
「親に意見するな!」
と怒りました。
認知症の初期には、母だけでなく私の言うことも気に入らないと
親子の縁を切るとまで言いましたから
「何も伝わらなかった」
という虚しさを残し 娘を憎いと思ったまま父が、旅立っていくのかと思うと
伝えたかった思いが、あふれ出て書かずにいられなかったのです。
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