夫は、従兄弟の中で一番に親を亡くしました。
なので通夜、葬儀の手伝いに来てくれたのは、
舅、姑の兄弟(夫の叔父叔母)ばかり。
頭数は、あっても座布団を暖めるだけで
動いてくれる人が、いないため喪主の夫が、
休む間もなく動き回っていました。
それで従兄弟たちに声をかけたのですが、
「仕事で行けない」
と 誰も手伝ってくれなくて
忙しいばかりで別れを惜しむ間もない
疲労こんぱいの二日間でした。
それなのに その後 手伝いを断った
従兄弟たちは、親を亡くすと
「もうふらふらや〜助けて〜」
と夫にすがってきました。
気のいい夫は、嫌味を言うこともなく
手伝いに行きましたが、
喪主の大変さは、経験しない限り
実感できないことを感じていました。
それで父が、亡くなった時も
弟@長男は、町会の通夜葬儀に手伝いに
行っている経験が、あって
「なんでも知っている」
と自信からか
さら「いろいろ大変やよ」
と言っても
弟@長男「そんなん葬儀屋に 任しといたらええねん」
で、済まされてしまったので
さら「やっぱり大変さは、なんぼ言うてもわかれへんよねぇ」
と、それ以上何もいいませんでした。
しかし二七日(ふたなぬか)の日
弟@長男「みんなのお陰で楽さしてもろてたはずやのに
最後は、疲れ果ててぶっ倒れそうやった」
やっぱりね
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