自分の時間
2013年11月16日(土)
父の通夜で久しぶりに会った叔母(母の妹)も
今年のはじめに姑様が、亡くなっていました。

大舅、大姑様まで健在の大家族へ嫁いた叔母は、
間もなく大舅様の介護が、始まり その後、姑様が、
亡くなるまで47年間も続いていたということを初めて
聞きました。

これまで そんな苦労を微塵も見せることなく
自宅でできる小商いをしながら いつも明るかった
叔母は、介護生活から開放されると
自由すぎて時間の使い方が、わからず
”ウツ”
になってしまったそうです。

2、3日前から気分が、良くなっていたので
通夜に来ることが、できたということでしたが、
覇気のない顔つきをしていましたから
翌日の葬儀は、無理かもしれないと
思っていたのに来てくれたのです。

そして初七日直前まで いろんな人と
いろんな会話をすることが、できたことで
帰る頃には、以前の叔母のような
明るい顔つきになっていました。

介護に明け暮れて自分の時間を持てなくても
不満に思うことなく充実していた叔母と
父のせいで自分の時間を持てなかったと
嘆く母・・・。

人は、自分のために生きるように
なっていないのかもしれないと
思わされました。

来月の四十九日の法要に来てくれる
ことで叔母の元気が、続くことを
願っています。
2013-11-16 | 記事へ | コメント(0) |
| 生き方 |
 

ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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