姑が、同じものばかり買ってくるようになった時、
(後になれば それは、認知だったからとわかるのですが、)
それを阻止するために自転車を処分して 代わりに買った手押し車。
結局 一度も使うことは、ありませんでした。
でも姑の「自転車ないから買いもんに行かれへん」
という文句にも
さら「手押し車で行ったらええやん 自転車は、危ないし」
姑「それもそうやな」
と納得させることの道具として十分 役に立ちました。
姑が、施設に入所してからは、玄関の手押し車が、
『この家には、おばあちゃんが、いるんですよ』
と、姑の存在を示すものになっていました。
その手押し車を昨日、実家の母のとこへ持って行きました。
母も 今は、暑いので外出しそうにないですし
寒くなったら寒くなったで
「出かけにくい」
と言うかもしれませんが、
「使ってみると」
言ってくれました。
これまで手押し車の置いてあったところが、ポッカリ空いているのを
見ると ちょっと寂しく感じます。
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