生きてきた通りに
2014年02月24日(月)
仕事では、頭低く我慢のできる父でしたが、
そのほかのことでは、自分の思い通りにならないと
怒るどころか脅すようなことまで言って
無理やり了解させるような人でした。

周りの人たちには、
めんどくさくてわがままで迷惑なオッサン
でしかなかったと思っています。

それに父は、気に入らないことを
わざわざ探して怒っているが、如く
毎日何かしら怒っていました。
 
その怒りが、母に集中するようになっても
私たちは、いつものように怒っているとしか
思わず・・・

母が、
「身に覚えのないことで怒る
 お父さんと一緒には、暮らされへん!」

と言い出して初めて認知障害の思い込みで
怒っていたということが、分かったんです。

母は、母で昔から過去にこだわる人で
子供の頃は、突然、
「あのときは〜!」
と数日、数週間、時には、一ヶ月以上も
前のことで叱られることが、あって
ずいぶん戸惑いました。

それで義妹に対する不満も過去のことを
思い出してのことと思っていましたが、
アルツハイマー型の認知症では、
義妹が、いくら母に尽くしても忘れてしまう
というこが、ありそうです。

姑は、
「忘れたらアカン」
と些細なことまでメモしまくって
覚えることをしなかったせいか
短期記憶障害の認知症になりましたが、
最後まで人を思いやったり気遣ったり
することを忘れませんでした。

三人とも
”生きてきたとおりに老いた”
ことになります。

皆が、そのように老いるとは、限らない
でしょうけれど
”そうなるかもしれない”
気がして自分のために毎日
 
人に優しく 心穏やかに過ごすように
心がけたい・・・

と思っています。
(難しいですけど
2014-02-24 | 記事へ | コメント(2) |
| 生き方 |
 

ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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