同じ町内の時計屋さんの大奥さんに
駅前のパン屋さんで会いました。
大奥さん「近所やのに なかなか会いませんね〜」
さら「お母さん(姑)みたいにウロウロせえへんのでね」
大奥さん「そうそう(お店に行かれるので)
私、毎日のように会うてたよ」
さら「お母さん おれへんようになって家の前が、
どんどん きたななりますわ〜」
大奥さん「家の前だけ違うよ」
さら「そうですよね!
道路のあちこちから草、生えてくるから
近所中草抜きしに行ったはったんやろうなぁ〜
と思てたんです」
大奥さん「天国で『そうやでぇ〜』
て言うたはるわ 」
よく近所のことを
”ウチの庭みたいなもんや〜”
って言いますけど
まさに姑にとって近所は、
”ウチの庭”感覚。
手が、届く場所は、どこも
草抜きなどしてきれいにしていたようです。
「誰も気ぃついてくれへん」
と文句を言うことも
自慢をすることもなかったのですから・・・
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