たった1枚
2015年10月05日(月)
姑は、人からの頼まれごとは、
喜んで受けるものの
人に何かを頼んだり
人から何かしてもらうことを
嫌がった、

なので私が自分の服を縫っていた時も

「何か縫って」

とは、言わなかった。

でもある時、話の流れから

姑「インド更紗のワンピース着てみたいわ〜」

と何気な〜く言った。

”それなら!”

と姑が気に入りそうな生地を買ってきて
縫ってあげた。

それがこれ↓



平成元年、姑64歳の時のこと。
隣にいる舅は割愛

このワンピース姿の
写真を探していたけど
上着を着ているモノばかり

ワンピースだけで撮った写真は、
無いと諦めていたら
今回整理してたら出てきた

とても気に入ってくれたので
色落ちして生地もくたびれるほど
着てくれた。

姑に縫ってあげたのは、
この1枚だけ。
それでもこの1枚を縫わなかったら

”後悔していた”

という思いが、亡くなってから
強くなっている。
2015-10-05 | 記事へ | コメント(2) |
| 思い |
 

ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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