姑は、人からの頼まれごとは、
喜んで受けるものの
人に何かを頼んだり
人から何かしてもらうことを
嫌がった、
なので私が自分の服を縫っていた時も
「何か縫って」
とは、言わなかった。
でもある時、話の流れから
姑「インド更紗のワンピース着てみたいわ〜」
と何気な〜く言った。
”それなら!”
と姑が気に入りそうな生地を買ってきて
縫ってあげた。
それがこれ↓

平成元年、姑64歳の時のこと。
隣にいる舅は割愛
このワンピース姿の
写真を探していたけど
上着を着ているモノばかり
ワンピースだけで撮った写真は、
無いと諦めていたら
今回整理してたら出てきた
とても気に入ってくれたので
色落ちして生地もくたびれるほど
着てくれた。
姑に縫ってあげたのは、
この1枚だけ。
それでもこの1枚を縫わなかったら
”後悔していた”
という思いが、亡くなってから
強くなっている。
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