母の気持ち
2013年08月23日(金)
認知症の思い込みで母を責めるようになった父。

もしものための別居の仕方は、いろいろ変わりましたが、
去年 父が、グループホームに入ったことで
今年初め 3年半ぶりに自宅へ戻った母。

しかし その頃から母は、父のことを 気にする様子もなく

『父さんは、死んだも同然なのか?』
と思っていました。

ところが、姑の四十九日の法要に来た母は、私に

「お父さん どうしてるか アンタ知ってる?」
と聞いてきました。

本当に知りたければ隣に住む 弟夫婦に聞けばいいのに
私に聞くということは、本心は、知りたくないと思って
いると感じたので詳しいことは、言わず

「もう怒る元気もなくて 父さんらしくないよ」
とだけ話ました。

そうなると 確かめたくなったのか
その後 母から電話が、あるたびに

「いっぺん お父さんに会いに行かなアカンと思てるねん」
と言うようになりました。

口では、そう言うものの母は、天気も体調も良い日で
髪の毛は、洗っていて 疲れても翌日は、予定が、無いという 
母にとって
完璧な日
でないと行動しませんから 行くことは、無いと思っていました。

ところが、お盆前に行ったそうです。
それも弟夫婦にも言わず。

義妹(弟の妻)が、グループホームで

「奥さん(母)が、来られましたよ」
と言われて知ったそうです。

先日、手押し車を持って行ったときにも

母「(あれだけ弱ったら)もう怖ないから また会いに行こと思てるねん」

妻という立場を放棄して最後は、弟夫婦に任せて何もしないと
思っていましたが、妻として見送ってくれる かも(?)しれません。

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ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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