責め続けて
2013年06月05日(水)
「俺のすることは、いつも正しい」
と思っている父と
「本を読んで何でも知っている私が、間違えるハズがない」
と思っている母。

そんな自分が、悪いとは、全く思わない二人は、何か問題が、起こると
”人のせい”にしました。

それは、子供に対しても同じで
「しっかりしてないアンタが、悪い」
「アンタのせいで そうなった」
と幼稚園の頃から容赦なく責められました。

”相手が、変われば今より良くなる”と思いがちですが、
自分自身が、人から悪いところを指摘されても変わろうともしないのに
責めて相手を変えようとするのは、とても高慢なことだと思います。

言いたいことを言って責めれば気が、済むかもしれませんが、
何も解決しません。

解決策を考えることなく二人は、50数年間 ことあるごとに
「お父さんが、悪い」
「○子(母)が、悪い」
と責め続けました。

あげくのはてに80歳を前に父は、
「俺の人生は、○子(母)にめちゃくちゃにされた」
とまで言いだし 母もまた
「結婚自体が、間違いやった」
と言う始末。

後々、父が、過剰に母を責めるようになったのは、認知症の症状だっと
わかったのですが、昔年の恨みを晴らすような状態になってしまい
どうすることもできず
別居させましました。

それでも母は、
「私は、悪くない」
と思っています。

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2013-06-05 | 記事へ | コメント(2) |
| 実家 |
明治、大正、昭和、そして平成。その時代は、それでも過ごせて来たのでしょうが・・・何だか、悲しく寂しいですね。
私の父は 私が結婚してすぐに亡くなりましたが その前に4年間の認知症の期間があったので 父の思い出は幼い頃のものばかリです。
ある日、先生に怒られて(あえて、叱られてだとは言いません)家に帰って『先生 虫の居所 悪かったんやと思う あんなに怒って なんも、私悪くない』って 親に訴えたところ
『人の虫の居所が悪いって解ってて そこに触れるんは アンタが悪かったんや、いくらこっちが正しくても。。。鏡に映ってるアンタ あっちから見たら 反対に見えるやろ?あっちからも 見んといかん!子供が大人 怒らしたらあかん!』って またまた叱られました。(ここは、叱られたんか 諭されたんか よう覚えてませんが・・・)
ずっと後になって 先生に『あの時は 虫の居所が悪ぅてなぁ〜』と 暗に謝られましたが こちらも素直に私が悪かったと言えました。理屈っぽい父でしたが 物心ついてから10年くらいしか 思い出がありません、寂しいもんですよ。こう言うのも。。。
メーメーさん
思い出が、少ないのは、寂しいでしょうが、キチンと
話を聞いてくださる いいお父様だったようで
人の話を聞こうともしない親をもつ私からすれば
うらやましく思います。
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ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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