いい時間
2013年11月12日(火)
子供の頃からの父に対する不満は、
認知症によって親戚にまで混乱させ
迷惑を かけることで増していく
ばかりでしたから
父が、亡くなった時には、

「あ〜清々した」

と涙を流すことも無いと思っていたのに
父が、弱り始めるといろんな思いが、
沸いてきて悶々とした日々を過ごしました。

でもそれから半年ほどの期間を
与えてもらったお陰で気持ちの
整理が、でき 父に対する思いも変わって
何の わだかまりも無く別れの日を迎えられました。

そして通夜で
「自分の子供より よその子を 可愛がる人やった」
と言う私に従姉が、ハッキリ!
「親ってそんなもんやよ。私も 父親に可愛がってもらってないもん」
と言ってくれたことで
「どこも そうか!」
と納得したり

年の離れた従妹には、
「おっちゃん(父)が、犬と一緒に山へ連れて行ってくれたから
 虫が、大好きになった」
と言ってもらい

斎場に行くマイクロバスでは、
叔母や従姉との会話から
父の計らいで共通の思い出が、
たくさんあることに気づかされて
”いい面”を思い起こさせて
もらいました。

そして
認知のせいで迷惑をかけた
親戚に謝ると
「それは、しかたのないことよ」
と言ってもらえましたし

義妹も
「いろんなことが、あった分
 思い出が、いっぱいありますね」
って・・・

いい通夜、葬儀でした。

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2013-11-12 | 記事へ | コメント(2) |
| |
生前の姑には泣かされましたが・・・
よく言ってた言葉を思い出します。
『神様から預かった いのちを神様に返したんや!
 借金も返したら 帳消しやろ!
 生きてた時の事は みんな帳消しなんや!』って。
これから思い出す事は 全て良い事ばかりなはずです。
嫌な事だったとしても 何となく変わって思い出しますよ。
私も,姑の事 
今は良い思い出話として みなに話せます。笑い話になってます。
                     お疲れの出ませんように。。。
メーメーさん、
ありがとうございます。
母や弟たちも そうであって欲しいと
思います
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ニックネーム:さら
性別:女性
年齢:50代後半
都道府県:大阪府
結婚して32年書道歴も32年 姑との同居は20年で終了し夫婦だけの生活になりました

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